今日は待ちに待った2023年度東大阪校の入学式の日です。
八戸ノ里・文化創造館の会場に入場しますと、すでに正面にきれいな舞台がセッティングされていて、受付の方々に親切に案内していただきました。
入学式ではお二人の来賓からご祝辞がありました。
東大阪市の野田義和市長からは、入学お祝いの言葉と、発展する東大阪市の現状についてお話がありました。
次にこの1年間お世話になる講師を代表して、「東大阪文化財を学ぶ会」会長の南 光弘先生から「東大阪市は文化財や歴史の宝庫」というお話を伺いました。
次に主催者を代表して泉川渥洋府民カレッジ理事長からご挨拶があり、現在府下各地で府民カレッジが開校され、今年度は13校が開校されている。
今年度の最高齢の生徒さんはなんと93歳というお話があり、皆、ビックリするやら励まされるやらのお話でした。
オリエンテーションのあと入学式記念講演として大阪大谷大学薬学部 名誉教授 廣谷芳彦先生の「認知症の実態とその予防」と題するビデオ講演を視聴しました。
私たち高齢者が認知症にならないためのポイントを教えていただきました。
午後は今年度の第1回目の講座となる「郷土の人々」と題する講談を聴きました。
旭堂南龍さんは若くてイケメンの講談界のホープです。数々のテレビ出演や「霜乃会」という若手による上方伝統芸能の会で活躍中です。
第1話は「中 甚兵衛」。
悪代官の迫害にもめげず、大和川の付け替えを実現した東大阪市の庄屋さんのお話。
第2話は「木村重成」。
大坂夏の陣で豊臣方として活躍し、若江の戦いで討ち死にした武将のお話。敵方の徳川家康から「惜しい武将を亡くしてしまった」となげかせた名将のお話です。
南龍さんの力のこもった語り口に一堂が聞き入り、楽しいひと時を過ごしました。
今年1年の講座に期待を膨らませる第1回講座となりました。
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